今回の郷土料理は、群馬県の名産である「こ=こんにゃく」「し=しいたけ」「ね=ねぎ」と、この3つの材料の頭文字をとったおみそ汁の「こしね汁」でした。
特に、下仁田(しもにた)町の特産品「下仁田ねぎ」は、他の品種と比べると丈が短く、太めなのが特徴です。加熱すると甘みとなめらかなとろみが出て、冬の食材として大変美味しいです。今回は「長ねぎ」を使いましたが、冬になって出回ってきたら、ぜひ「下仁田ねぎ」で味わってみたいですね。さっぱりした「夏仕立て」、体があたたまる「冬仕立て」と、季節によって味わいを変えて楽しめる珍しいおみそ汁でもあるそうですよ。
管理栄養士 荒川